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統一原理より救われるまで【救い】④ 相馬浩
投稿者
CFC
投稿日
2021-03-19 14:39
閲覧数
15884
その時、区域長の人が言われた。
「イエス・キリストは今も生きておられます。そしてここにおられます。」
自分はその区域長の顔を見た。そしてクリスチャンたちの顔を見た。言葉では言い表せない、頭では理解していないが、その時自分は生きなければという思いがわいてきた。「生きてもいいのですか。」と内側で語りかけた。生きる事ができるのだと思った。でも頭は混乱していた。
しばらくの間、話し合いの時となっていた。夜になっていた。区域長、他数人が帰っていった。自分の頭の中は少しずつ原理が解けていった。だがその時思わぬ事が起こった。突然ドアをたたく音と怒鳴り声がした。皆、「何なのだ!」と思った。それはやくざのなぐり込みのような感じであった。「開けろ、開けろ」とドアを思いっきりたたいていた。玄関入口で憂慮する会の人と口論していた。無理やり中へ入ってくる雰囲気だった。はっと自分はその時考えた。不信仰のゆえの神の怒りだと思った。とんでもない事をしたと思い、顔をふせた。クリスチャンの一人の兄弟が心配して語りかけてきたが、ただ下を向いていた。一人のちんぴら風の男が中に無理やり入り込んできた。酒に酔っていたのでした。「お前ら何をやっているのだ!」と怒鳴っていた。隣の住人の知人であった。最初は私の両親の方へ焦点があり怒鳴っていたが、そのうち自分の方へきた。「お前か、狂っているのは。」と言っていた。自分の頭は混乱していたので、ただうなずくだけだった。かなり長い間話していた。でも不思議な事に、最後は一つの事を何度も言っていた。「親の言うことを聞けないなら死ね。親は大事にしろよ。」。その人は最後に、その事だけを強調して言っていた。自分の頭の中は混乱に混乱していた。しかし、その言葉は頭に焼きついていた。
夜も遅くなっていた。憂慮する会の一人の女性は、盛んに統一教会のまちがいを語っていた。「どんなにあなたが良い行ないをしていると思っていても、統一教会の人たちがどんなに愛のある人たちと言っても、まちがっているものはまちがいなのですよ。」という事だった。この言葉も自分の頭の中に残っていた。
夜中近くになり、寝る時となった。三人のクリスチャンの兄弟が一緒に泊る事になっていた。それは、寝ている時に逃げだされては大変だからである。自分も、もし原理のまちがいを聞かされなければ、逃げることしか考えていなかった。でもその時はもう、思っていなかった。寝床に入った。自分の頭の中は動揺していた。何も考えたくなかった。しかし考えないわけにはいかなかった。真理はあるのか。もし彼らの言うことが間違っていたらどうするのだ。自分は地獄へ落ちるしかないのか。それともやはり、天国などというものは無いのかも知れない。でも、あの聖書の御言葉は何なのだ。適切に今の自分を捕えていたのではないか。それともサタンはそこまで巧妙なのか……。祈りしかない。正しいものを示してもらうしかない。
「イエス・キリストは今も生きておられます。そしてここにおられます。」
自分はその区域長の顔を見た。そしてクリスチャンたちの顔を見た。言葉では言い表せない、頭では理解していないが、その時自分は生きなければという思いがわいてきた。「生きてもいいのですか。」と内側で語りかけた。生きる事ができるのだと思った。でも頭は混乱していた。
しばらくの間、話し合いの時となっていた。夜になっていた。区域長、他数人が帰っていった。自分の頭の中は少しずつ原理が解けていった。だがその時思わぬ事が起こった。突然ドアをたたく音と怒鳴り声がした。皆、「何なのだ!」と思った。それはやくざのなぐり込みのような感じであった。「開けろ、開けろ」とドアを思いっきりたたいていた。玄関入口で憂慮する会の人と口論していた。無理やり中へ入ってくる雰囲気だった。はっと自分はその時考えた。不信仰のゆえの神の怒りだと思った。とんでもない事をしたと思い、顔をふせた。クリスチャンの一人の兄弟が心配して語りかけてきたが、ただ下を向いていた。一人のちんぴら風の男が中に無理やり入り込んできた。酒に酔っていたのでした。「お前ら何をやっているのだ!」と怒鳴っていた。隣の住人の知人であった。最初は私の両親の方へ焦点があり怒鳴っていたが、そのうち自分の方へきた。「お前か、狂っているのは。」と言っていた。自分の頭は混乱していたので、ただうなずくだけだった。かなり長い間話していた。でも不思議な事に、最後は一つの事を何度も言っていた。「親の言うことを聞けないなら死ね。親は大事にしろよ。」。その人は最後に、その事だけを強調して言っていた。自分の頭の中は混乱に混乱していた。しかし、その言葉は頭に焼きついていた。
夜も遅くなっていた。憂慮する会の一人の女性は、盛んに統一教会のまちがいを語っていた。「どんなにあなたが良い行ないをしていると思っていても、統一教会の人たちがどんなに愛のある人たちと言っても、まちがっているものはまちがいなのですよ。」という事だった。この言葉も自分の頭の中に残っていた。
夜中近くになり、寝る時となった。三人のクリスチャンの兄弟が一緒に泊る事になっていた。それは、寝ている時に逃げだされては大変だからである。自分も、もし原理のまちがいを聞かされなければ、逃げることしか考えていなかった。でもその時はもう、思っていなかった。寝床に入った。自分の頭の中は動揺していた。何も考えたくなかった。しかし考えないわけにはいかなかった。真理はあるのか。もし彼らの言うことが間違っていたらどうするのだ。自分は地獄へ落ちるしかないのか。それともやはり、天国などというものは無いのかも知れない。でも、あの聖書の御言葉は何なのだ。適切に今の自分を捕えていたのではないか。それともサタンはそこまで巧妙なのか……。祈りしかない。正しいものを示してもらうしかない。
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